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SmartMaps Uppsala 紛争データ PMTiles

データIDsmartmaps_uppsala_conflict_pmtiles
テーマ紛争・人道
対象地域全世界
提供元グループSmartMaps
形式の分類PMTiles, MVT
提供元UN Smart Maps (Source Cooperative の UN Smart Maps Group)
元データUppsala Conflict Data Program の UCDP GED Global version 23.1
ライセンスCC-BY-4.0
ライセンスの補足PMTiles には明記なし (元データの UCDP は CC-BY-4.0 としている、下の帰属表示を参照)
取り出し方range
取り出し方の補足range。1 つの PMTiles で、HTTP Range (206 を確認) で必要な範囲とズームのタイルだけを読める
データ形式PMTiles v3 (ベクトルタイル MVT, gzip 圧縮)
大きさ136,162,985 バイト (約 130MB)
更新頻度なし (23.1 から作った 1 ファイルだけ)
URLhttps://data.source.coop/smartmaps/uppsala-conflict/a.pmtiles
説明ページhttps://source.coop/smartmaps/uppsala-conflict
確認日2026-10-06
更新日2024-06-29 (Last-Modified)
作成手順https://github.com/optgeo/uppsala-conflict

UN Smart Maps が Uppsala Conflict Data Program の UCDP GED Global 23.1 (1989 年から 2022 年の武力紛争の出来事) を地図表示用に PMTiles にしたファイル

概要

スウェーデンのウプサラ大学の Uppsala Conflict Data Program (UCDP) が作っている Georeferenced Event Dataset (GED) を、tippecanoe でベクトルタイルにしたものです。 GED は、組織的な暴力で 1 人以上が亡くなった出来事を 1 件 1 行で記録したデータで、場所、日付、死者数の推定を持っています。 Source Cooperative の題名は「PMTiles of UCDP (Uppsala Conflict Data Program) Georeferenced Event Dataset (GED) Global ver. 23.1」で、説明欄は GitHub の optgeo/uppsala-conflict を指しているだけです。

元にした版は GED Global 23.1 です。 GitHub の README と Makefile (ged231-csv.zip を取得している) に書かれており、属性 year の範囲 (1989 から 2022) とも合います。 PMTiles のメタデータ自体には版が書かれていません (name と description はどちらも a.pmtiles)。

この PMTiles は古い版です。 2026-10-06 時点の UCDP の最新版は GED Global 26.1 で、引用文献の題名から 2025 年までを扱っていると読めます。 23.1 には 2023 年以降の出来事が入っていないうえ、UCDP は版ごとに過去の行も改訂します。 新しい期間や改訂後の値が要るときは、UCDP 武力紛争データ から最新の CSV を取得してください。

中身

PMTiles のヘッダとメタデータから読み取った内容です。

  • ズーム 0 から 12、タイル数 72,181。
  • 範囲 (bounds) は 経度 -117.3 から 155.90、緯度 -37.81 から 68.98。
  • 生成は tippecanoe v2.28.0、オプションは --drop-densest-as-needed --maximum-zoom=12。
  • レイヤーは event の 1 つで、ジオメトリは点、地物数 316,818 (tilestats の値)、属性 46 個。

属性は元の CSV の列から latitude、longitude、geom_wkt を除いたものです。

  • 識別: id, relid, year, active_year, code_status
  • 暴力の種類: type_of_violence (1 国家が当事者の紛争、2 国家以外の組織どうしの紛争、3 民間人への一方的な暴力)
  • 紛争と当事者: conflict_new_id, conflict_name, dyad_new_id, dyad_name, side_a, side_b と *_dset_id, *_new_id
  • 出典: number_of_sources, source_article, source_office, source_date, source_headline, source_original
  • 場所: where_prec, where_coordinates, where_description, adm_1, adm_2, priogrid_gid, country, country_id, region
  • 時間: event_clarity, date_prec, date_start, date_end
  • 死者数: deaths_a, deaths_b, deaths_civilians, deaths_unknown, best, high, low
  • 国コード: gwnoa, gwnob

使うときの注意

  • 低ズームでは点が間引かれています。作成スクリプトは best (死者数の推定) が 0 の出来事をズーム 8 以上にだけ載せ、さらに --drop-densest-as-needed で密な所を落としています。全件を数えたいときは、ズーム 12 のタイルを読むか、元の CSV を使います。
  • relid は全件 0 です。元の CSV では IRQ-1989-1-524-322 のような文字列ですが、作成スクリプト (build.rb) が整数に変換したため失われています。
  • number_of_sources に -1 があります (欠損を表す値と見られます)。
  • ファイル名にも中身にも版が入っていないので、同じ URL のまま差し替えられても区別できません。

取り出し方

サーバーは Range 要求に 206 で応え、CORS も許可しています (access-control-allow-origin: *)。 そのため MapLibre GL JS から pmtiles:// で直接表示でき、pmtiles コマンドで範囲とズームを絞って一部だけを取り出せます。 例えばコンゴ民主共和国東部 (経度 28.5 から 29.5、緯度 -3.5 から -1.5) をズーム 8 まで取り出すと、約 1.3MB です。

帰属表示

PMTiles、Source Cooperative のページ、GitHub の README のどれにも、データのライセンスは書かれていません。 GitHub リポジトリの MIT ライセンスは作成スクリプトの条件で、データの条件ではありません。

元データについて、UCDP のダウンロードページは「All datasets are free of charge and licensed under CC BY 4.0」と書き、再配布の条件として各データセットに挙げた論文の引用を求めています。 ただしこの文言は「current UCDP datasets」についてのもので、旧版の 23.1 を名指ししてはいません。

使うときは、少なくとも次を表示します。

GitHub の README が挙げている引用文献は次の 2 つです。

  • Davies, Shawn, Therese Pettersson & Magnus Öberg (2023). Organized violence 1989-2022 and the return of conflicts between states?. Journal of Peace Research 60(4).
  • Sundberg, Ralph and Erik Melander (2013). Introducing the UCDP Georeferenced Event Dataset. Journal of Peace Research 50(4).

データ処理コマンド

ターミナルウィンドウ
# 大きさと更新日を確かめる
curl -sI https://data.source.coop/smartmaps/uppsala-conflict/a.pmtiles
# ヘッダとメタデータを表示する
pmtiles show https://data.source.coop/smartmaps/uppsala-conflict/a.pmtiles
# 範囲とズームを絞って取り出す (例: コンゴ民主共和国東部、ズーム 8 まで)
mkdir -p ./tmp
pmtiles extract https://data.source.coop/smartmaps/uppsala-conflict/a.pmtiles ./tmp/kivu.pmtiles \
--bbox=28.5,-3.5,29.5,-1.5 --maxzoom=8
# 取り出したタイルを GeoJSON にする (GDAL 3.8 以降)
ogr2ogr -f GeoJSON ./tmp/kivu.geojson ./tmp/kivu.pmtiles -oo ZOOM_LEVEL=8 event

関連項目

  • UCDP 武力紛争データ
  • Uppsala Conflict Data Program
  • UN Smart Maps
  • UN Open GIS Initiative
  • 武力紛争
  • 平和研究
  • PMTiles
  • pmtiles
  • tippecanoe
  • MapLibre GL JS
  • CC-BY-4.0

確認日

2026-10-06 に HEAD と Range 要求で大きさと Range 対応を、PMTiles のヘッダとメタデータで中身を確かめました。 版は Source Cooperative のページと GitHub の README、Makefile、build.rb で確かめました。 UCDP の最新版 (26.1) とライセンスの文言は、同じ日に UCDP のダウンロードページで確かめました。